近鉄特急の旅(志摩編) (part3)



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 今度は、水族館へと入っていきます。
 ひときわ目に付いたのは、こちらの志摩近海で見えるサンゴです。
 ごらんのような、綺麗なサンゴがありました。
 そして、志摩マリンランドの看板である、マンボウ館へ・・・。
 こちらがマンボウです。
尾びれの骨は退化しており、ひれの部分だけが異様に筋肉などが発達しておりました。
 水族館をもう一回、回っていると、ちょうど餌の時間なのか、かごが水の中に入っており、魚達がえさの奪い合いをしておりました。
 熱帯魚のほうも、餌の奪いをしておりました。
 今度は、屋上展望台へいってみることにしました。
 屋上展望台につきました。 誰もいないので、地図を見ながら少し、眺めていました。
 賢島大橋で、陸地と島が結ばれております。
このように見ると、海というより、川ではないかと思うほどの広さですね。
 英虞湾は、リアス式海岸で、このように複雑に入り組んだ海岸線をしております。
 マリンランドを出て、再び近鉄賢島駅に戻ってきました。

いよいよ名古屋へ帰ります。

帰りの特急列車は、17時半発の名古屋行きの特急、伊勢志摩ライナー号です。
 実を言うと、わたくしは、この伊勢志摩ライナーに乗るのは、今回がはじめてでどのような車両なのか、中身は、全く分かりませんでした。


 早速、伊勢志摩ライナーの車内を散策します。

まずは、運転席の後ろは、簡易展望となっており、前面展望や後方展望が楽しめるようになっております。
 こちらは、DXシートです。 簡単に言うと、グリーン車みたいな感じです。

特急料金とDXシート料金という別料金が必要です。
 座席は、グリーン車のように、深く倒れるのですが、座席との間隔が少し狭いかな・・・という感じです。
 そして、今度は、サロンシートです。
セミコンパートメントのような感じに見えます。
 こちらは、4人がけシートのほうです。
どっしりしたシート、テーブル、風量調節、電器の調節などがあり、グループ利用ですと、こちらのほうが断然良いと思います。

ただし、相席という設定があるとしたら、かなり厳しいものを感じますね。
 こちらは、二人がけのほうです。
カップルでもこのシートは良いと思います。

また、座席と座席との間には、荷物置き場もこのようにありますので、リクライニングがしなくても、グループでワイワイやりたいなら、間違いなく、こちらが良いでしょう。
 そして、伊勢志摩ライナーにしかない、シーサイドカフェです。
 そう、ビュッフェの設備がこの車両にはあったのです。
しかし、すでに営業はしておらず、このように無意味になってしまいました。

今でも営業していたら、楽しい設備だったのに・・・
 このシーサイドカフェが復活する日があるのだろうか・・・と思いながら、自分の席へ戻りました。
 わたくしらは、普通のレギュラーシートを確保しました。


 車椅子席も確保しております。
行きに乗った22000系「ACE」と同じような車椅子席のつくりとなっておりました。
 志摩線内は、のんびりと走っていきます。
 また、山間部を多く走行するので、カーブが多いです。
 途中、船津(ふなつ)駅で、反対列車の行き違い停車をしました。

行き違いの相手は、伊勢志摩ライナーでした。
船津駅の手前は、急カーブで、このように相手列車が見えてしまうのです。
 18時10分、五十鈴川(いすずがわ)駅に到着しました。

ラッシュ時とは、反対方向なのですが、停車駅ごとにたくさんと乗り込んできました。
 停車するごとにたくさんと乗り込んでいき、白子(しろこ)駅まで来ると、特急は、ほぼ満席になってしまいました。

車窓には、四日市の工場群が見えてきました。

 そして、19時37分、名古屋駅に到着しました。
まるで、ラッシュの名古屋駅・・・のような降車客でした。

なにはともあれ、充実した近鉄特急の旅が出来ました。

 今回は、まひるさんたちの近鉄特急に乗りたい・・・というアイデアから、この旅をはじめることにしました。
わたくし自身も、乗ったことの無かった車両、行っていない場所へいけて、とても楽しい旅が出来ました。

志摩地方にも駅から近い所に観光スポットがたくさんあるので、十分楽しめました。




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